「舞-乙HiME」オールナイト上映イベント 乙HiMEのバレンタイン・ナイトレポート!

昨年の「ヒメナイト」につづき 2011年2月12日に開催されたオールナイト上映イベント 「乙HiMEのバレンタイン・ナイト」をレポート!

【プログラム】
01 ユメノ☆アリカ
-トークショー-
04 炎の転入生!!
06 ニナ、まかれる…orz
07 蒼の舞/乙女の契り
11 HAPPY☆BIRTHDAY
-休憩-
12 仮面舞踏かい?
17 蒼の舞/想い、散るとき
18 ホワイトアウト
21 白き姫、目覚めるとき
-休憩-
23 不思議の谷のアリカ
24 あなたのために…。
25 蒼天の乙女
26 Dream☆Wing~夢の在処~
乙HiMEのバレンタイン・ナイト

2011年2月12日22:00~翌5:30

TOHOシネマズ六本木ヒルズにて開催

【ゲスト】

菊地美香さん(アリカ・ユメミヤ役)

小清水 亜美さん(ニナ・ウォン役)

サンライズ 古里尚丈プロデューサー

【司会】

喜屋武ちあきさん


バレンタインチョコ!

入場者全員にプレゼントされたバレンタインチョコ!
アリカ.verとニナ.verの2種類がありました

ANIMAXにて「舞-乙HiME」放映中! 2011年2月14日より 毎週月曜~金曜 深夜00:30~01:00  リピート:翌日 朝04:00~04:30

※2008年現在の情報です。放送は終了しました。


さる2月12日に開催された舞-乙HiMEバレンタインナイト 大スクリーンで展開するオトメの活躍に! 初公開となる「乙女はDO MY BESTでしょ?」ライブに!! 会場内のファンは大興奮でした!

記念すべき第1話の上映に続き、菊地美香さんと小清水亜美さん、古里プロデューサーをによるトークショーがスタート! 懐かしい「舞ー乙HiME」の思い出や、バレンタインチョコなどのプレゼント贈呈、小清水亜美さんサプライズハッピーバースデー(祝!2月15日)のケーキ贈呈などに加え、本邦初となる菊地美香さん&小清水亜美さんの「乙女はDO MY BESTでしょ?」ライブ熱唱と、盛り沢山の内容で会場を沸かせました。

菊地:

2月15日の小清水亜美さんのお誕生日に先駆け、サプライズ・ハッピーバースデー!
アタシなる。絶対、オトメになってみせる!
アリカ役の菊地美香です。今日は長丁場ですが、楽しんでいきましょー!
小清水:
マテリアライズ!
会場のお父さまたち、お久しぶりです。ニナ役の小清水亜美です。
菊地:
あみっけ、身長伸びたんじゃない?
小清水:
古里さんにも言われた(笑)。ヒール履いてるからだよ~。
菊地:
……私もヒール履いてるんだよ?
小清水:
なんかもー、グダグダになってるー(笑)。
古里:
というコトで、「舞-HiME」「舞-乙HiME」とプロデューサーを務めさせていただいた古里です。去年の「舞-HiME」上映イベントに続いて、本日は「舞-乙HiME」の上映イベントとなります。13話分のセレクトになりますが、本日もよろしくお願いいたします。
--菊地さんと小清水さん。衣装がお揃いですね?
菊地:
一緒に買いにいったんですよ。問題は身長差で、私はそのままでも大丈夫だっのに、亜美ちゃんは生地を足さないとダメだったの(笑)。
小清水:
なんとか、揃って良かったねー(笑)。
--それでは質問コーナーに移ります。放送から6年経ちましたが,最近「舞-乙HiME」をご覧になりましたか?
菊地:
このイベントのためだったかな? なんでか観ました(笑)。オンエアの時にはもちろん観るんですが、その後、気恥ずかしさなどもあって自分が出た作品を観る勇気ってなかなか出ないんです。だけど最近1話を観たら最高に面白かったです。
古里:
菊地さん、1話が好きなんですよね。
菊地:
今日もさっきまで上映してた1話を会場の皆さんと一緒に観たかったんですけど、いろいろあって観れなかったのが残念~。今日は家に帰ってから1話観よう(笑)。
--アリカ役については?
菊地:
アリカは14歳で田舎から出てきた元気いっぱいな女の子で、お間抜けなところとか、自分に似ている部分も多く、苦労なく役に入れましたね。
小清水:
見た目も似てるよね?
菊地:
アリンコに似てるってコト?(笑)。
小清水:
カワイイから実写アリカいけるよ。髪の毛ちょっと盛って(笑)。
菊地:
そういえば、当時のイベントでコスプレしたよね。ニナちゃんの髪の毛どうしてたの?
小清水:
ちょっとムリして頑張った記憶が(笑)。
菊地:
古里プロデューサー! 前にメールしましたけどミュージカル「舞-乙HiME」いけますよ!!
古里:
そのメールでも返信しましたが、ヘソ出しコスチュームになるマ○ロさまとか、ナ○キなどの役の方たちが出てくれないと思います(笑)。
--ニナ役,小清水さんはどういう思い出が?
小清水:
時々思い出すのですが、当時はしんどかったなぁと。ニナの精神状態がどんどん追い詰められていく展開だったので大変でした。
古里:
アフレコ現場に来る時も「どよーん」としてたよね。
小清水:
気持ち作りをしてから臨んでいるんです。だから、アフレコ現場に入る時には「おはようございます~」までドンヨリ気味に(笑)。どんどん拍車が掛かる展開になっていくので大変でした。
--ニナがエルスティンを傷つけてしまう展開など?
小清水:
どん底もどん底というか、ここまでやられるんだって!
古里:
原作があるものと違ってオリジナルは放送を視て初めて内容が分るのが醍醐味じゃないですか。キャストにも出来るだけ先の展開は教えないようにしていたんです。
菊地:
でも、エルス役の栗林みな実ちゃんは知ってたって言ってましたよ。
小清水:
先の展開を知っていたから、エルスはニナに優しかったんだ、きっと(笑)。
古里:
だって、栗林さんはオープニング曲の歌詞を書かないといけないから(笑)。自分の役が17話でいなくなってしまうことも知っていました。彼女はとても熱心で、全話のシナリオを読み込んで歌詞を書いているんです。改めてオープニングを観ると、彼女の想いが込められているのが分かりますよ。
--ご自身と演じる役との共通点だと感じるところは? また,他のキャストさんのキャラクターで演じてみたかったのは?
菊地:
私とアリカとは、楽天的でマイペースなところが似てると思います。他人に気を遣わないところとか……。いえ、私は人並みには気を遣いますけど(笑)。
演じてみたかったのはハルカやシホ。まきまき大好き! やってみたかった!
あとはナツキがカッコ良い役で憧れていました。
古里:
あの「まきまき」は初稿のシナリオでは無かったんですが、小原正和監督がアイデアを出しコンテの段階で入れたモノを広げていったんです。あれは小原監督の閃きの賜物です。
小清水:
野川さくらさんが、ああいう役を演じるだけでビックリでした。
菊地:
私は入り口が「まきまき」だったから、野川さん=「まきまき」です(笑)。
--小清水さんは?
小清水:
私はハルカが好きです。柚木さんの芝居が凄かった! アーミテージ准将と大統領の「○○よー!」「ハルカちゃん、△△だよ~」って掛け合いやってみたかったな~(笑)。
菊地:
「もうワケわかんないよ、ハルカちゃーん」って(笑)。
小清水:
今日も柚木さん凄いなーって。
菊地:
現場で感動してましたね(笑)。
--古里プロデューサーが,演じるとしたら?
古里:
ネコのミコト(笑)。
今の流れで思い出したのですが、「アリカ&ニナの乙女ちっくTV」という番組をネットで配信していた時に、小清水さんは自由奔放、菊地さんがまとめ役で、キャラクターとは逆だったのが番組の面白さでしたね。
小清水:
そうだったっけ?
菊地:
そうだよ(笑)。
古里:
帽子を変に被っていたり、カメラから見切れてるのが小清水さん(笑)。
菊地:
まさかのスッピンで収録とかね(笑)。
小清水:
10代だから出来た暴挙だね(笑)。
菊地:
若ッ! 当時、私が21歳かな?
小清水:
だから、私が18か19歳。最初に会った時は絶対に美香ちゃんが年下だと思ってた。初めて会った時に「私の方がお姉ちゃんなんだから、頑張らなきゃ!」とか思ってた(笑)。
菊地:
私も絶対に亜美ちゃんの方が年上だと思ってた(笑)。ラジオのテーマソング「半熟ヒロイン☆」の収録が初顔合わせで、背の高いお姉さんが「おはようございまーす」ってスタジオに入ってきたのを憶えてる(笑)。
小清水:
美香ちゃん、あんまり変わってないよね(笑)。
--アフレコでの思い出は?
菊地:
そういえば、その頃は現場で会っても、役を意識してあまり喋っていませんでしたね。
小清水:
仲が悪かったワケではないんですけど、あまり仲良くしていると、アフレコの時にキャラクターの切り替えが上手く出来なくなるので意識的に。
菊地:
私はまだアフレコに不慣れだった事もあって緊張してたのもあります。アフレコの時は前の方の真ん中に亜美ちゃんと並んで立って……。
小清水:
後ろを先輩がたに囲まれていましたね(笑)。
菊地:
でも、良い雰囲気の現場でした。女の子が多いと、ついつい女子高的な空気になりがちなのに、「舞-乙HiME」の収録中は良い意味で緊張感があったんです。
小清水:
アフレコが終わると「ねー、ゴハンいこーよー」ってなるんですけどね(笑)。スタジオでは、みんな真面目に台本をチェックしてるんです。
古里:
音響監督の三間雅文さん効果かもしれない(笑)。
菊地:
三間さんはワザと厳しくしているとおっしゃっていましたね。私は「ハイ!」というセリフを27テイクもしました。最後の方には「ハイ!」ってどういう意味の言葉だっけと頭の中で分らなくなってしまいました(笑)。
7話の実地試験の話では、どうしても上手くいかなくて、三間さんに「君、ヤル気あるの?」って注意されたのがショックでした。もちろんヤル気があるのは知っていてくれて、後押しする意味でおっしゃって下さってたんですけど、三間さんはスパルタ式でしたね。
小清水:
私は「小清水、眼が怖いよ」って言われたなあ(笑)。三間さんの指示を聞くときにニナの役や、その精神状態もあって目付きが鋭かったみたいなんです(笑)。
菊地:
あと、朝10時からの収録だったからかスタジオが寒かった!
小清水:
後でわかったんだけど先輩たちがスタジオの隅とか角とか、不思議な場所に居るじゃない。実はあれね、寒くない場所なんだよ(笑)。
菊地:
私たち、足音とか入らないようにマイクに近い場所に居たけど。
小清水:
あの辺りは寒い場所だったのよ(笑)。
菊地:
マイクの高さで悲しい事もありました(笑)。
小清水:
スタジオにはマイクが3本立っていたんですけど、身長で合わせるとと美香ちゃん専用マイクが出来ちゃうんですよね。でもセリフのタイミングや場所などで美香ちゃんのマイクでセリフを言わないとならない……。
菊地:
次のセリフの人に場所を空けようとしたら、「良いから動かないで」という具合に肩に手を置かれて、頭上からマイクへセリフを収録されたんです。あれは悲しかった(笑)。
小清水:
気合入れて足を踏ん張ろうと靴を脱ぐと、もっと低くなっちゃうし(笑)。
菊地:
セルゲイ役の小西克幸さんがいつもそうだった~(笑)。
--本編で一番印象深いエピソードは?
小清水:
自分が出てる場面じゃないんですけど、アフレコも含めて、アリカがお母さんに別れを告げるシーンが好きなんです。あそこをセリフ無しの、あえて口パクだけにしたのが凄い。鳥肌が立ちました。
菊地:
本当は「さようなら」的なセリフがあったんですが、お母さんを傷つける場面なのに言葉は出ないよなと思ったんです。それで音響監督の三間さんに相談したら、「どうしようかな」と言いつつ「やってみなさい」と。
小清水:
色々なセリフを想像する事が出来る名場面だと思います。
--最後に本日のご感想を
古里:
実は改めて作品を観直すことは中々無いのですが、セレクトするに当たって夜中の3時ぐらいまで観てしまいました(笑)。本編制作中は色々大変で、放映が終わった直後は観る事が出来ないぐらいなんです。今ではようやく客観的に観られるようになりました。今日は会場の皆さんと一緒に観たいと思いますので、よろしくお願いいたします。
小清水:
25歳のお誕生日をお祝いしていただいてありがとうございます。ランクアップして新たな小清水をお見せしたいです。出来ないことを出来るようにする、自分のダメな部分にフタをせずに何とかする。明るい一年にしたいなと思います。
菊地:
会ったときには、お酒も呑めなかった亜美ちゃんも二十歳を越え、今では夜の街を遊び歩く歳になりました(笑)。でも今日改めて、やっぱり亜美ちゃんは年下だなー、私がしっかりしなきゃーとも思いました(笑)。
小清水:
これからもよろしくお願いいたします(笑)。
菊地:
一緒に登って行こうね(笑)。
古里:
この後も、またお二人と一緒にお仕事がしたいですね。その新しい仕事で、菊地美香さん、小清水亜美さん共に「あ、変わったな!」という事があれば良いと思います。会場の皆さん、本日は本当にありがとうございます。

本邦初公開の「乙女はDO MY BESTでしょ?」がビッグなバレンタインプレゼントとなりました!!